今月の旬野菜のテーマは、たけのこです。
たけのこは、春になると竹の地下茎から出てくる芽の部分です。
スーパーなどの店頭に並んでいるのを見ると、春の訪れを感じますね。
一般的によく見かけるものは孟宗竹(もうそうちく)という種類の竹ですが、地域によっては、根曲がり竹や大名たけのこなど、細いものも食べられています。
また、水煮たけのこは1年中出回っていて、下処理も必要ないので便利ですね。
ただ、切り口に付いている白い粉が気になる・・・という人もいるのでは?
これはうまみの素であるチロシンというアミノ酸の一種なので、洗い流さずそのまま食べましょう。
・全体がずんぐりとして、皮が薄茶色で、穂先が黄色っぽいもの。
・切り口が白く、みずみずしいもの。
・緑がかったものや黒っぽいものは、えぐみが強い可能性あるので注意。
・時間がたつとえぐみが強くなるので、購入後は早めにゆでる。
・ゆでた後に保存する場合は、ゆで汁ごと容器に入れて冷蔵庫へ。2日間くらいを目安に食べきる。
たけのこは鮮度が命! 収穫後、時間とともにえぐみが増すので、購入後はできるだけ早めに下ゆでをしましょう。
ゆでるときには、米ぬかと赤唐辛子を一緒に入れると、えぐみが抜けて、おいしく仕上がりますよ。
また、柔らかい先端部分は、酢の物や和え物に、穂先は炊き込みごはんに向いています。歯ごたえのある中央部分は、煮物や炒め物などに幅広く使えます。部分ごとに使い分けて、おいしく料理しましょう。
キユーピーのたけのこのおすすめレシピもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。
まるごとたけのこの焼きサラダ
焼いたたけのこにドレッシングをかけるだけのお手軽レシピ♪
※キユーピーHP(とっておきレシピ)へ移動します。
店頭でたけのこを見つけたら、今年はたけのこ料理にチャレンジしてみませんか。たけのこ料理を作ったら写真を投稿してください。また、みなさんの好きなたけのこ料理も教えてくださいね。