我が家は3世代同居です。
そのため、家電は私たち夫婦の30代世代、60代世代、80代世代と、幅広い世代で共有して使っています。
先日、それまで使っていた冷蔵庫の調子がいよいよおかしくなり、買い替えをすることになりました。Panasonic製冷蔵庫を、10年近く使っていました。
今回の買い替えで、クリアしたい課題は3つ。
1)8〜10年くらい持つほうに、きちんとしたメーカーの製品
2)家族が多い上、これから子どもも食べ盛り。最低500L。
3)親、祖父母世代でも使いやすい
そこで、ネットで評価サイトを調べたり、店頭で店員さんに話を聞いたり、カタログを見比べたりした結果....
東芝のベジータに決定しました。
ベジータにした決定打は、『野菜室が真ん中にある』ことでした。
・今後、年齢があがると体が思うように動かなくなる60代の親世代
・しゃがんだり、重いものを持つのが負担な80代の祖父母世代
親世代・祖父母世代にとって、利用頻度の高い野菜が、かがまずにすぐ取れるのは最優先でした。
最近は、冷凍技術・冷凍食品の進化がめざましく、冷凍室利用が増えていますよね。真ん中に冷凍室を設定しているメーカーが多いんです。
冷蔵庫で有名な三菱やPanasonicは、残念ながら真ん中に野菜室がありません。時代にあったデザインですが、我が家では候補から外さずを得ませんでした。
日立は真ん中に冷蔵室があったのですが、左半分が製氷室になっていました。スペースが少なすぎ、メインで冷蔵室を使いため、候補から外れました。
そうして、我が家にやってきた、TOSHIBAのGR-FWシリーズ。
この10年の間に冷蔵庫はとても進化していて、お気に入りポイントがいくつもありました。
さっそく皆さんにご紹介します。
1)野菜室が真ん中
すでに冒頭でもご紹介した通りですが、真ん中に野菜室があると、非常に動線がなめらかです。
キッチンで料理をしていて、振り返って、ドアを引っ張る。
ワンアクションです。
「しゃがむ」動作がないと、とてもスムーズに動けます。
しかも、この野菜室は、ただ位置が良いだけじゃないんです!
新開発の「ミストチャージユニット」により、1週間経っても摘みたての鮮度と美味しさを保てます。うるおい冷気が1日20回も循環しているそうで、本当に野菜の持ちが違いました。
2)チルド室が2段
これは、他メーカーでも2段に分かれているものがあるのですが、やっぱり便利です。
初めて店頭で見たときは、「無駄に分かれていて、大きなものが入らないから困るな」なんて思っていました。
でも、実際に使ってみると、使い勝手がとても良かったです!
二つに分かれることで、食品別に明確に分けて収納できます。冷蔵庫を開けて、目的の食品を探す時間が格段に減りました。
心配していた大きさも、ほとんどの魚・肉を入れることができ、今まで大きすぎて入らなかったことはありません。
さらにこのチルド室、「速鮮チルド」モードがあります。
大風量のうるおい冷気が一気に送り込まれるので、うまみ・鮮度・栄養素が長持ちします。
3)タッチオープン
ドアを引っ張らなくても、表面に触れるだけでドアが開いてくれるシステムです。
これも、店頭で試したときは、「今まで通り、ドアを掴んで開閉しても不便ないけどな....」なんて、思っていました。
でも!でも、ですよ!
やっぱり使ってみたら、使いやすかったです。
ドア表面をなでるだけで開くので、重い鍋や大きなお皿を持っているときに助かります。ひじで触るだけでも開けられるんですよ。
力がいらないので、小さな子どもでも簡単に冷蔵庫が開けられるのは少し困りましたが、機能的にはとても便利です。
祖母もととても使いやすいと喜んでいます。
4)冷凍室が2段式
チルド室と同じく、2段式は非常に使いやすいです。
大きなアイスの箱、冷凍うどん、お弁当用冷凍食品等は下段に入れています。
上段には、使う頻度の高い冷凍させたチーズや、小さい物を入れています。
リビング収納と同じく、冷蔵庫もある程度区切った方が、使い勝手が向上するのですね。
また、冷凍室は2カ所あり、小さい方は冷凍モードを切り替えられます。
・ゆっくり冷凍
・一気冷凍
我が家では、ごはんをホームフリージングしているので、一気冷凍モードで使うことが多いです。
5)見た目がキレイ
基本的には機能を重視して冷蔵庫を選んだのですが、最後の最後でTOSHIBAのGR-FWシリーズにしたのは、デザインが好きだったからです。
ただでさえ人が多い我が家。
色んな人の色んなものが溢れていて、雑然とした雰囲気がなくなりません。
そこで、少しずつホワイトインテリア化をしようと試み始めたところです。
GR-FWシリーズには、色が2色あります。
・クリアシェルホワイト
・ラピスアイボリー
ラピスアイボリーは、シャンパンゴールドに似たお色で高級感がありましたが、
ホワイトインテリアを目指す私は、迷わずクリアシェルホワイトを。
清潔感のあるガラスドアで、さっと汚れが拭き取れて、お手入れしやすいです。
また、冷蔵庫扉には、メモ等をマグネットで貼っていました。
ところがガラスドアになったため、磁石がくっつかなくなりました。
そこで、パンレシピ等、本当に必要なメモは、厳選して食器棚の引き出しにしまうことにしました。
メモ板利用ができなくなったのは残念ですが、その分何もなく、スッキリキレイで、見ていて清々しいです。
冷蔵庫を選ぶ際は、
1)誰が使うのか
2)どんな食品を入れるのか
上記2点を考えて、調べて行くと良いと思います。
その上で、好きなデザインに出会えると、とても嬉しいですね。
我が家の場合も、時間をかけて選んだ分、みんなが使いやすく、納得のいくものに出会えてとても良かったです。