日本ではニホンミツバチ、セイヨウミツバチの2種が飼育(養蜂)されており、採蜜量はセイヨウミツバチのほうが多いとされています。
結論から言えば、条件が不明な所も多いみたいですが、従来の定説?では、300g容器入りの蜂蜜では少なくとも60匹以上の働きバチの一生の稼ぎを奪っているということのようです。心して有難く頂きましょう。
以下、興味があれば(話を単純化した目安として)
① ミツバチは女王バチ、働きバチ,雄バチの3種類からなる。
② 採蜜活動をおこなう働きバチの寿命は約1か月(30~40日)、女王バチは約6年・・・実際には随分幅がある
③ 働きバチは産まれてから20日間程は巣内の仕事を受け持つので、外での採蜜活動は約2週間。その間に飛ぶ距離は約1万km。
④ 一度の採蜜量は0.5g程、20日間では約10g。水分が多く含まれているため実際の量は約5g
⑤ 働きバチは自分が生きていくためにも蜂蜜を消費していることから、300gの蜂蜜だと大雑把に少なくとも60匹以上の働きバチの生涯が詰まっている。