「ケルヒャーSC1クラシック」の効果と使い勝手を見るため、下記7個所でケルヒャーによるスチーム洗浄を行った。
(1)コンロの五徳周りと焼付いた「なべ」
焼付いた所やこびりついた汚れにはスチームでは歯が立たなかった。
(長時間やれば効果が出るかも知れない)
使用前
使用後
使用前
使用後
(2)コンロ内魚焼き器周り
そのままでは油が周辺に飛び散り上手く掃除できない。しつこい油付着個所は一旦ペーパーで拭き取った後、スチームで油を浮かしながら掃除した。
使用前
使用後
(3)風呂用椅子、風呂用ひしゃく
石鹸カスは取れない。カビ類は綺麗に落とせた。
長年染みついた汚れはなかなか取れなかった。
使用前
使用後
(4)フローリング、トイレの床、洗面所床
リビング、寝室を実施した。いつもの水拭きとは違い「高温水」拭きとなった為、効果絶大。相当綺麗になった。「高温水」洗浄の効果はすばらしい。
使用前(向かって右奥の汚れに注目)
使用後
(5)玄関タイル
高温水洗浄の効果はすばらしい。綺麗になった。
(6)エアコン
エアコンの掃除には最高の道具。高温のスチームはカビ除去には最高。今までできなかったフィンの中まで出来た。(カビが除去できたかは未確認)
7. 衣類のしわ取り
タオルを先端に付けてブラッシングしたが、タオルに浸み込んだ水分で衣類(綿)が濡れてしまい、しわ取りは厳しかった。
1. 延長ホースを接続し手持ちで使用する場合は、両手がふさがる為結構な重労働。また、延長ホース接続後床に置くとノズルが少し下向きの為、本体が不安定となる。
2. 油で焼付いた個所はケルヒャーSC1のスチームではどうにもならない。油と水でべちょべちょになった個所は、拭き取った後にスチームをかけないと解けた油が飛び散って悲惨な目に合う。狭いキッチンで行うには養生をしっかりしないと、後で大変な目に合う。
3. コンロの洗浄に水を3回補給した。小型だから仕方がないかも知れない。
4. フローリングの掃除ではタオルを付けるため、高温水の拭き掃除となる。
酷い汚れや油でべちょべちょになった個所で使う場合は、長期戦の構えが必要。キッチンで使う場合は養生が大事。焼付いたような油汚れには向かない。フローリングには最高で、除菌も合わせて出来そうなところが気に入った。