台風、地震、大雪など、毎年日本各地で起こる災害。家庭の備えはどこまですればいいのでしょう? 非常用持ち出し品、備蓄量や家族で決めた避難フロー、みんなはどうしてるの?を聞いてみました。
約4割は「準備ができていない」という回答。「自信がない」を合わせると、なんと8割近くが不安に思っているという結果に!不安に思っているのはどんなところ?また、備えの内容は?みなさんのコメントを紹介します。
「なんとなく」「とりあえず」という言葉が不安を表しているかも?「まったく手がついていない」という声も。やらなくてはと分かってはいるだけに、焦る気持ちもあるようです。
とりあえずリュックにはいろいろ詰めてありますが自信はありません(50代女性)
何となく着替えや救急セット、2,3日は大丈夫ですが1週間はもたない?(年代不明)
一応準備はしているが、中身の入れ替えチェックをしばらくしていない(年代不明)
非常持出袋がどこにあるのかわからない、探します(60代女性)
準備しても、賞味期限が来て食べれなくなっている(50代女性)
やろう、やろうと思って1年…(40代男性)
家族が多いのでまとめるのが大変。仕事しているので難しい(40代女性)
何となくわが地域は安全!って思ってしまう(70代女性)
どこまで準備をしたら良いのかわからない(年代不明)
倉庫になんとなく置いてはいますが、中身は??です(40代女性)
全体の2割程の人たちは、かなりしっかりと備えていらっしゃるようです。中には災害を体験したり、最近の震災を目の当たりにして準備したという方も。備えのコツや、ポイントはあるのでしょうか。
熊本地震をきっかけに、食料品の備蓄はしています(40代女性)
東日本大震災を経験しているので、いつも備えている(30代女性)
阪神淡路大震災を経験しているので準備は万全ですが、やっぱり不安(50代男性)
食料品はしっかり備蓄。キッチン、離れの部屋、食料小屋などに分散している(60代女性)
水や非常食、着替えや防寒具などを家族3人10日間分を備えています(30代女性)
2~3日分の非常用袋は用意。缶詰、アルファ米、水やトイレ、ヘルメット等々 室内での引きこもりは2週間は大丈夫(30代女性)
ペットボトル5ケース常備、枕元に懐中電灯と靴(50代女性)
普段家にいる子どもと自分とペットの分を用意(40代女性)
備蓄したものの、賞味期限を忘れていた!そんな経験をされた方も多いようです。 定期的(1か月に1,2度)に食べて、食べた分を買い足して備蓄していく「ローリングストック」。この方法を取り入れて、備蓄したものを無駄にせず、上手に活用している人も。
ローリングストックで備蓄を考えた買い物や、サバメシレシピ。なにより、普段の生活に気軽に無理せず、防災を取り入れることが大切(40代女性)
インスタント食品は買って備蓄。古いものから食べてく(年代不明)
常に日持ちするお菓子なども常備。鞄の中にも、チョコレートやガムを常備(40代女性)
つい忘れがちな備蓄や非常持ち出し袋の点検。忘れないための工夫とは…
消費期限はiPadに入れて点検しています。それでも日切れさせてしまいますが…(50代女性)
防災の日は賞味期限チェックしています(40代女性)
災害のニュースを聞く度に、点検したり確認するようになりました(60代女性)
災害時の備えは食料品だけではありません。ケガをしないための日々の備えや、非常時に必要な道具やトイレ問題、帰宅方法など、考えなくてはならないことは他にも!
帰宅難民になったときの徒歩の帰宅ルートをある程度決めています(30代女性)
今回、非常持出袋に手回し形ラジオを追加しました(60代男性)
家具やテレビの固定(年代不明)
最近は簡易トイレ買いました(30代女性)
夏はキャンプに行くので、道具一式あれば、寝泊まりはなんとかなるかな(40代女性)
キャンプ大好き、サバイバルは任せて(50代男性)
田舎だから、備えは、自給自足(40代女性)
(備蓄品は)おいしいものを集めてます(40代女性)
いつかは来るかも、と思いながら、なかなか現実的に考えられないのが災害。その恐ろしさを知っているはずなのに…
みなさんから寄せられたコメントを読んで感じたのは、「備え」も人それぞれということ。家族構成や環境によっても、重視すべき点が変わりそうです。クリエイティブに自分なりの「備え」を模索する、という視点で、積極的に日常に取り入れられると良いのかもしれませんね。
みなさんは、どのように感じられたでしょうか?