2018/08/24

茶道家が選ぶ、お茶を楽しむ秋のきものコーディネート〜松浦ひかりさん〜

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今回は茶道家の松浦ひかりさんに、お茶を楽しむ際におすすめの秋のきもののコーディネートを選んでいただきました。きもの選びの際にはこだわりをもたず、季節が変わりゆくように、その時自分が「好き」と思ったもの、縁を感じたきものを選ばれるという松浦さん。どのようなきものコーディネートになったのでしょうか。

 

プロフィール

松浦ひかり (吉森ひかり)
茶名 宗光 
東京生まれ。 
「茶の湯は表現、茶会は物語」をモットーに夫婦で、茶道教室や茶会を催し、幅広い層にお茶の楽しさを伝えている。
和のある、優しい暮らしを提案している。

茶室 星霜軒 (せいそうけん)

URL:seisou-ken.com
千代田区麹町 光庵(ひかりあん)庵主 
裏千家茶道教室 洗心会(せんしんかい)主宰 
国際野点協会(INA)代表
(社)俳人協会会員 

 

 

 

しつらえられた空間の美を尊ぶ

茶室でのきものコーディネートで大切にしていることは、第一に清浄さです。

 

 

「和敬清寂」を基本理念にする茶道では、茶巾や茶筅などの道具の清らかさを大切にします。

同様に、きものでも衿元や足袋の白さ、まとめ髪の清楚さを大切にして、その上で心落ち着ける装いを目指しています。 

茶室はインスタレーション(空間芸術)ですから、亭主側でも、客側でも、せっかくのしつらえを乱さないよう、場と調和するきものをできるだけ選びたいと心がけています。

 

趣向に色彩を添える亭主のきもの

 

晩秋の茶会に亭主として着てみたいと思って選びました。

蒔き糊に暈しの技法で、格のある訪問着ですが、初雪の舞う空を見上げたような、落ち着きある華が気に入りました。
花兎の帯地は角倉金襴(すみのくらきんらん)好きの主人へのオマージュです。

 

 

お客として会に寄り添うきもの

 

人様の会にお招きいただいた日に。
肩に力を入れず、空気や風をお手本にしたい。
飛ぶ鳥あとを…と申しますので、秋の空や水のような澄んだ心を表すブルーに、色づき初めた楓の葉をあしらった帯で少しの華やぎを。
グラデーションの美しいきものですが、繰り返し柄と同じ、小紋の装いです。

 

 

洋服のように楽しむきもの

 


グレーの紬はお茶以外で着たくて選びました。

暮らしの中できものを楽しみたくなってきました。
素材の柔らかさが自分に優しいので、ダンガリーシャツのように自然体で着られたらと。
帯はバイヤーさんにおすすめ頂いた一本がぴったりで気に入りました。
モダンなモノトーン帯に、帯揚げ、帯締めで差し色を効かせて変化を楽しみたいです。

 

今回松浦ひかりさんが選んだきものコーディネートをご覧になりたい方は、日本橋三越「彩り祭」にて展示しています。松浦さんご出演のトークセッションもあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

■□日本橋三越「彩り祭」□■

①現代茶道家の選ぶキモノスタイル

いま東京の茶道界で活躍するお二人の茶道家にコーディネートして頂いたきものを展示いたします。

日時:2018年8月29日(水)~9月4日(火)10時~19時

場所:日本橋三越本館4階 呉服プロモーションスペース

 

②現代茶道家ときもの 秋のコーディネート トークセッション

現代茶道家ときもののプロが、茶道を含め「現代で着るきもの」についてお話をいたします。

 

「現代茶道家と考えるキモノスタイル」

茶室 星霜軒 庵主 松浦ひかり× 木下着物研究所 木下勝博

日時:2018年9月1日(土)14時〜14時40分

場所:日本橋三越本館4階 呉服プロモーションスペース

 

「お子様と楽しむ茶道とキモノスタイル」

和ノトキ くらもとまき× 木下着物研究所 木下勝博

日時:2018年9月2日(日)14時〜14時40分

場所:日本橋三越本館4階 呉服プロモーションスペース

※各会人数制限はございません。椅子は15席程用意予定です。

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