2021/05/01
本日のCafe羊女は「マドレーヌ」です。
このコロナ禍の中、お菓子教室も1年以上なくて、なんとかお菓子作りを極めたくてスイーツ本をいろいろ購入して自分で学んでいます。先日購入した「美しいフランス菓子の教科書」。厳選されたフランス製菓レシピ100が300ページ近くにも及び写真入りで紹介されています。生地・クリーム・デコレーションなど基礎技法と美しく仕上げるポイントが丁寧かつ的確に書いてあり、非常に参考になります。これは完全なプロ向け仕様の本でした。
昨日マドレーヌ型を購入してきたので、早速その型を使って「マドレーヌ」を作ってみました。
卵、グラニュー糖、はちみつ、薄力粉、ベーキングパウダー、バター、レモンを使います。
レモンの表皮をすりおろして混ぜています。
美しく仕上げるポイントは、生地を十分に寝かせます(私は冷蔵庫で一晩休ませました)
マドレーヌの真ん中がぷっくり膨らんで「おへそ」ができるのが、美味しい証拠。
焼成時、オーブンの温度が上がると、ガスが膨張する為、生地が膨らみます。マドレーヌの型は、中央が深く、周りが浅い形状になっています。生地の周りから先に焼けて固まる為、焼けていない中央にガスが集まり、真ん中がぷっくりと盛り上がった形状になります。
確かに真ん中がぷっくり膨らんだマドレーヌ。外はカリッと、中はしっとりと極上の美味しさでした。今まで私が作ったマドレーヌは何だったのでしょうか。基本技法の積み重ねでこんなにも、違ったものになるのは驚きでした。やっぱりお菓子作りは奥が深いと思いました。