実割れ(裂果)はやっかいですよね。実割れの原因はいろいろ指摘されてますが、この直接トマトの実に袋掛けするやり方の効果はどうなんでしょうか(農家の方からそのように教えを受けたのだと思いますが)?
近年のトマトは口当たり、食べやすさ重視で皮が薄い品種が多いので、強い雨に会うと実割れすると書かれているのは見たことがありますが、以前、トマトの実の上にクリアファイルで傘を付けてみた方の報告では実割れは起きたとありました(ただし実割れにはいろいろ要因があるらしいので効果なしと一概に決めつけるわけにはいかない気もしています)。
また、雨とは別に、トマトの実は強い日差しを浴び続けると強い光から実を守るため皮を硬くする性質があり、裂果しやすくなりますよね。直射日光を浴びないほうが皮が軟らかく歯触りが良く育つのですが、こうすると今度はなかなか実が赤くならない・・完熟を食べられるのが家庭菜園、最大のメリットなのに。
個人的に 雨対策の意味では、トマトは水分をあまり必要としない野菜なので、急に多くの水分を根から吸収できない環境にする事が 実割れ対策には一番説得力を感じます。
我が家は猫の額の広さの中で楽しんでいるので、せいぜい水はけのよい土にし、畝を高めに、シートをかけるぐらいの事しかできてません。本当は簡易な屋根付きのの雨除けシートで覆いたい・・・自家消費なので割れたところで 全く食べられなくなるわけじゃないとあきらめてますけど。