2018/12/23
【中国コラム その2】今回は中国の食文化についての感想です。まず中国人の方達は総じて食欲が旺盛です。出張でレストランでの会食でも皆さん良く食べて飲みます。日本では出されたものは全部食べないと失礼、勿体ないというが普通ですが、中国では料理が全部なくなるのは失礼、食べきれないほど出すのが礼儀という感覚です。中国人の建前主義の一環でしょうか。私も「吃饱了(お腹いっぱいです)」と言わないとどんどん料理を勧められます。あとお酒もすごいです。白酒(バイジュウ)というアルコール度60%以上のものすごく強いお酒を勧められます。乾杯(ガンベイ)と言ってコップやお猪口をテーブルにトントンとたたくとお酒を一気に飲み干さなくてはいけません。白酒を飲むと喉が焼けるようで胃がただれるような感触になりました。最初中国語が良く分からなかった時は飲まされましたが、今は我喝酒随意(自分のペースで飲みます)といって回避しています(笑)
ニワトリなども全て食べます。おもてなしの意味だったのでしょうか、出張時の一番偉い人に向けてちゃんと丸テーブルの中央の料理の上に鶏冠が載せてありました。アヒルの足などは甘辛く佃煮みたいになっていて居酒屋に出たり、厦門の空港にお土産として普通に売ってました。先週、会社の後輩が温州でアヒルの舌を食べたそうです。犬の肉は知らずに大連で食べましたが、香辛料でよくわかりませんでしたが、筋肉質で私には合いませんでした。ヘビも高級料理だそうですが、食べたことがありません。厦門など南方ではカブトガニも食べるそうです。その他ゲテモノは数知れず。中国で生活するには胃袋がタフでなければダメです。
閑話休題。
クリスマスが近づいてきました。
今回のCafe羊女のクリスマスメニューは『ブールドネージュ(boule de neige)』。
この時期シュトレンと並んで私が作るブールドネージュ。雪の玉を意味するアーモンドを使った焼き菓子です。まるい形と粉糖をまぶした様子はまるで雪の玉のようです。
今回は白とピンクも作ってみました。
明日はお友達のお宅でX'mas Partyがあるので、持って行こうと思います。
今日試食してみましたが、サクサク、ほろほろしたほんのり甘い食感がたまらなく美味かったです。