今日は朝から主人と今年初の映画『祈りの幕が下りる時』を観てきました。東野圭吾さん原作の映画で新参者シリーズの完結編です。東野圭吾さん原作の映画は『麒麟の翼』『天空の蜂』『疾風ロンド』『 ナミヤ雑貨店の奇蹟』などたくさん観てきましたが、この映画も点と点がいつの間にか繋がり線となり、フィナーレでは涙が止まりませんでした。監督は慶應義塾大学の創始者 福澤諭吉先生の玄孫の福澤克雄さん。『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』など今をときめくヒットメーカー。犯人探しよりもそこに至った経緯やプロセスを丁寧に描く心理描写や心情の機微が伝わってきました。お昼はお気に入りのラーメン屋さんで特製味噌ラーメン（味玉載せ）をいただきました。
閑話休題。自宅に帰ってからCafe羊女Openの準備。本日はバレンタインスペシャルメニュー第二弾の『ダックワーズ』です。ダックワーズ(Dacquoise)とはフランス南西部ダクス地方発祥のお菓子で、アーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子で、間にバタークリームをはさんでいます。メレンゲとアーモンドプードルを使うのはマカロンと似ていますが少し違います。
ダックワーズは気泡を残して焼くので表面が結構ざらざらしていますが、マカロンはメレンゲの泡を潰してきめ細かくするのでつるつるの表面になります。パリッと焼けた表面とは裏腹に、ふわっとやわらかい歯ごたえ、口の中に広がるアーモンドとバタークリームの程よい甘さと風味。思わず顔がほころんでしまう幸せなお菓子です。バレンタインということでハート型のダックワーズも作ってみました。