Cafe羊女さんの午後営業再開で、朝ごパンどうなるんかなと思ってましたが、まず一安心。キウイを六角形に、ハニカム(蜂の巣)に仕立てるのは 見た目以上に手間がかかったことと思います。
確かに自然の摂理って人知の及ぶところではないと感じますね。ハチの巣も ①最小限の材料(働きバチの腹部の腺から分泌された蝋)で作れる、②それなりの強度がある、③限られたスペースに、より多くの数の部屋を作れる、この3つをバランスよく合理的に実現しているわけですから・・。
因みに、平面を隙間なく敷き詰める(平面充填:へいめんじゅうてん)ことができるのは、三角形、四角形、六角形しかないことを証明したのは、かの数学者ピタゴラス。
・三角形はこの中では最も強度がある(力が加わっても変形しにくい)。
・四角形は、力が加わると変形しやすい
・六角形はこの中では平面充填した状態で最も力を分散させやすい(一つの面に力を加えると残りの5方向に力を分散できる。また六角形の場合、単一の六角形なら変形しやすいが、平面充填した状態だと三角形には劣るが変形しにくい。力の分散という意味では円が最も優れているが、平面充填はできない。
つまり。六角形をしたハチの巣は、衝撃吸収力が高く柔軟性がある・・・。
これからも人類が繁栄していけるかどうかは、いかに自然の摂理を見出し、応用して技術を創り出していけるかどうかにかかっている・・・。