昨日、担任の男性教諭が「何もしてあげられなくてゴメン」と泣かれたそうです。体育教諭かと見紛うような武骨な英語教諭なのですが、最後の英語授業は「もう一度皆の歌声が聞きたい。合唱コンクールでの歌を歌って欲しい。」と音楽室へ移動して歌ったそうです。「土曜日に何時間も練習した先生の途切れ途切れの伴奏に胸が痛くなった。最高の先生や!」と私が夜帰宅するなりの弾丸トーク。1年3年と2年間お世話になりましたが、入学後の家庭訪問で、娘の学生時代の一二を争う先生に巡り会えたなという印象は間違いありませんでした。ありがたいことです。先生も生徒も最後の1週間が大切な時間だったのにと思うと残念でなりません。日本中でそんな思いをしている人々がいるんですよね。