2021/05/06

おいしいのは3日間だけ?! 初夏の味覚【そら豆】

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今月の旬野菜ひろばのテーマは、そら豆です。

そら豆は、エジプトやトロイの遺跡から化石が出土していることから、世界最古の農作物のひとつといわれています。
名前の由来は、さやが上(空)を向いて実ることから「空豆」。さやの形が蚕の作るまゆに似ていることから「蚕豆」と書くこともあります。

近年は12月頃から出回り始めるものもありますが、本来は初夏を代表する味覚です。特有の香りとほのかな甘みがあり、塩ゆでにするだけでもおいしく食べられます。
ただし、「そら豆がおいしいのは3日間だけ」といわれるほど鮮度が落ちるのが早いので、手に入れたらできるだけ早く調理するようにしましょう。


・さやの緑色が濃く、表面がうぶ毛に覆われているもの。
・背筋の部分が茶色くなっていないもの。
・さやの外から見て豆の形がくっきりとして、揃っているもの。
※空気に触れると風味が落ちるので、できるだけさや入りのものを購入すること。


・さや付きのものはビニール袋に入れて冷蔵庫へ。
・さやから出したものは固めにゆでて、ビニール袋に並べて冷凍する。

調理方法としては塩ゆでにするのが一般的。調理する直前にさやから出し、たっぷりの湯に塩と酒少々を入れ2分ほどゆで、ざるにとって自然に冷まします。ゆでる前に豆の黒いつめの部分「お歯黒」に少し切れ目を入れておくと、冷めても皮にしわがよりません。

また、さやごとじっくり焼いても中が蒸し焼き状態になり、うま味が引き出されておいしいですよ♪
その他、サラダや炒め物、揚げ物、煮物、スープなど、いろいろなたのしみ方ができます。

キユーピーからも、そら豆を使ったおすすめのレシピをご紹介します。

そら豆と豆苗のあえサラダ
鮮やかな緑色が美しい一品!
※キユーピーHP(とっておきレシピ)へ移動します。

そら豆は緑色がきれいなので、料理の彩りにもなりますね。
みなさんはそら豆をどのように調理して食べるのが好きですか?
普段よく作るおすすめのそら豆料理や、作ったそら豆料理の写真もコメント欄にお寄せください。みなさんのアイデアをたのしみにお待ちしています!

『ランチで食べたい、そら豆料理はどれ?』あなたの一票は?(2021/5/31迄)

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