今月の旬野菜ひろばのテーマは、さやえんどうです。
さやのこすれる音が衣ずれのようだということから、「きぬさや」とも呼ばれています。
みなさんは、さやえんどうがグリンピースと同じ品種だと知っていましたか? 中に豆ができる前に収穫し、さやごと食べるのがさやえんどうで、成長した中の豆だけを食べるのがグリンピースです。
さやえんどうは彩りとして使われるイメージが強いのですが、β-カロテン、ビタミンCが豊富な緑黄色野菜です。さやごと食べるので食物繊維も多く摂れます。
下ごしらえをするときは、ガクの部分を折って引き、筋をまっすぐな面だけ取ります。形良く仕上げるため、先の白いひげ部分は残しておきましょう。
また、鮮やかな緑色とシャキシャキした食感が特長なので、ゆですぎないのが調理のポイント。ゆで上がったら冷水に落とすと、きれいな緑色が出ますよ。
・全体にハリとツヤがあり、折ったときにパリッとするくらいピンと張っているもの。
・豆が生育していない、薄いもの。
・ガクの部分が鮮やかでいきいきとしていて、先端のひげが白くピンとしているものが新鮮。
・乾燥が大敵。湿らせたペーパータオルなどで包んでから、ビニール袋に入れて冷蔵庫へ。
・固めにゆでてから冷凍しても良い。
さやえんどうを使ったキユーピーおすすめのレシピもご紹介♪下記のリンクからチェックしてみてくださいね。
さやえんどう入りたまごサンド
かんたんでおいしい春の味!
※キユーピーHP(とっておきレシピ)へ移動します。
このように、料理の彩りや脇役ではなく、主役としてさやえんどうを使ってみましょう。みなさんもさやえんどうで料理を作ったら、写真を投稿してくださいね。
また、えんどうの仲間としては、さやと豆の両方を味わえるスナップえんどうがあります。以前の旬野菜ひろばでご紹介していますので、こちらもご覧ください。