2018/03/15

もっとおいしそうに見える♪ 料理の撮影講座 Vol.3

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こんにちは、おはなしダイニング コミュニティスタッフのハナです。

これまで2回にわたって掲載してきた「料理の撮影講座」。
Vol.1は「ピント合わせと明るさ調整」、Vol.2は「光」についてご紹介しましたが、活用していただけましたか?
見ていない人は、ぜひチェックを!

>>もっとおいしそうに見える♪ 料理の撮影講座 Vol.1

>>もっとおいしそうに見える♪ 料理の撮影講座 Vol.2

 

さて、Vol.3のテーマは「アングル・背景の工夫」です。

みなさんは料理を撮るとき、どんな高さや角度で撮影していますか?
撮る角度のことを「アングル」といい、アングルは大きく3つにわけられます。
アングルを変えて撮るだけで、出来上がった写真にはどのような違いが出るのか、実際に見てみましょう。


 

◆水平アングル(横)
・スマートフォンで撮りやすいアングルです。
・背景をぼかすには、被写体と背景との距離をなるべくあけるようにします。
・被写体と水平になるよう目線を合わせると、うまく撮ることができます。

 

◆ハイアングル(真俯瞰)
・スマートフォンの特性を生かしたアングルです。
・広がりのある写真が撮れます。
・ただし、料理の高さや立体感を表現したい時には斜め俯瞰の方がおすすめです。

 

◆ハイアングル(斜め俯瞰)
・テーブルに座ったときの料理を見る角度なので、料理撮影では定番のアングルです。
・奥行きも出て背景もぼかしやすいです。
・スマホのレンズの特性上ゆがみが生じやすいので、コツをつかむまで練習してみてください。

 

また、料理を撮影するときには、ちょっと背景にも気を配るだけで、さらに料理が引き立ちます。
例えば、被写体とは関係ないものや、生活感の出るものを入れないこと。テーブルの上に置いているティッシュやカフェでのおしぼりなどは写真に入らないようにしましょう。

さらに、もっとおしゃれな写真が撮りたい!というときは・・・
◎お皿の下に料理を引き立てるような柄のナプキンやランチョンマット、お盆などを敷いてみましょう。
◎家のテーブルって、どこかあか抜けない・・・。そんなときは、100円均一ショップに売っているDIY用の板を背景にすると、おしゃれなテーブル風に!

実際に、板を組み合わせて、その上にチェック柄のふきんとミニトマトをのせて撮影すると・・・

いかがですか?ぐっとおしゃれになりましたよね♪
みなさんもアングルや背景を工夫して、おいしそう&おしゃれな写真撮影にチャレンジしてみませんか?
素敵な写真が撮れたら、みんなのクッキングダイアリー今日のいいことにぜひ投稿を♪

 

>>みんなのクッキングダイアリー

>>今日のいいこと

 

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  • 情報を駆使して素早くお料理の写真を撮れるようになるまで、まだまだ修行が必要です。
  • アングルで、印象が代わりますね~
  • すごい!
    参考にしたいです。でも自分にはちょっとハードルが高いかも?
  • 写りの為に板やふきんにミニトマトころがすのはちょっと抵抗が。
  • アングルの方向で見方が随分ちがいますね。奥行や幅が出て周りの被写体も変わってきますね。勉強になりました。
  • 非常に参考になりました。食事を撮影することが多いので是非試してみます。
  • 撮影テクニック1.2.3参考になります。
    ユーザー各位の方々で、画像加工アプリや
    画像加工サイトを利用されている方はいらっ
    しゃるでしょうか。
    私の場合、フラッシュ機能不在のタブレット
    ですので加工サイトにて明るさ調整。サイト
    サーバー負担軽減の為…画像圧縮など施して
    おります。
    他にGIF加工画像など時折…。
  • とても参考になりまた。
  • 「モノ」の撮影方法としては とても参考になりました。
    でも 逆な見方で申し訳ないですが・・

    私は熱い料理は熱く 冷たい料理はぬるくなったり悪くならないうちに 食べる方を大事にしたいです。家族の待つ食卓へ供したいです。 食品・調理品をアレコレ眺め 時間を割いてポージング・アングルを替え 背景を整え 食物をつまんで移動させる・・ これから暑さに向かう季節 特に気になります。
    『インスタ映え』 昨年末には流行語大賞にもなったんだし もうそろそろ 卒業しませんか?
    • ご意見に同意。

      * 「モノ扱い」撮影。「食べ物扱い」撮影。
       大きな隔たりがありますが、ない交ぜ環境。
      * 「ステージ衣装」と「日常的衣類」ほどの乖離を
       常々感じております。
      * 「芸能人の宣伝材料画像」と「日常の思い出画像」
       撮影テクニックを、程よく取り入れるくらいで結構
       かと認識しております。
       フードコーディネーターのドキュメンタリーを拝見
       する限り、完璧画像撮影の為に犠牲になる食材のさま
       は見るに耐えません。
       盛りつけ映えの為に食材以外のモノで上げ底。
       その時点で、神への冒涜。食材の尊厳否定。
      * 「インスタ映え依存」「イイネ依存」「長文依存」
       「承認欲求依存」とは無縁で過ごしたく思います。

      新鮮な食材を美味しく戴けるタイミングと環境で食したい
      と、常々感じております。
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