2017/12/15

もっとおいしそうに見える♪ 料理の撮影講座 Vol.2

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こんにちは、おはなしダイニング 編集部です。

9月に「もっとおいしそうに見える♪ 料理の撮影講座 Vol.1」で、ピント合わせや明るさ調整についてご紹介したところ、「参考になりました」「やってみます!」というコメントをいただきました。

まだ見ていないという人は、ぜひ前回の撮影講座もチェックしてください。
>>前回の撮影講座はこちら
 

今回は、撮影をするときに重要なポイント「光」についてご紹介します。
 

◆自然光で撮る
料理の写真が1番おいしそうに見えるのは自然光です。次の写真で比較するとよくわかりますね。

<白熱電球や蛍光灯で撮影した写真>

<自然光で撮影した写真>

自然光で撮った写真のほうが、春菊の葉が色鮮やかで新鮮に見えると思いませんか? 葉の1枚1枚に、きれいに光が入っているのがわかります。
このように、できるだけ自然光で撮ることをおすすめしますが、自然光で撮れない場合はホワイトバランスの調整をしましょう。

※Androidはホワイトバランス機能を使い、iPhoneは編集機能で調整すると良いでしょう。詳しくはお使いの機種の機能説明をご確認ください。
 

◆光の入る位置を意識する
料理の撮影では、光の入る位置も重要です。料理のツヤを表現したいときには斜め逆光、立体感を表現したいときにはサイド光がそれぞれ効果的です。
どちらで撮ったら良いのか判断するのが難しいときは、順光以外で撮ることを意識してみてください。では、順光で撮影した写真と、斜め逆光で撮影した写真を比較してみましょう。

<順光で撮影>

順光で撮影すると、画面全体が明るくなり、料理の後ろ側に影ができます。立体感がなく照りやツヤもないために、おいしそうには撮れません。

 

<斜め逆光で撮影>

斜め逆光で撮影すると、斜め向かいから光が差します。光が料理に反射するので照りがツヤが生まれ、適度な立体感が出てきます。


それぞれの春菊のサラダを比較してみると、順光より斜め逆光で撮影した写真のほうが料理にツヤを感じられ、おいしそうに見えませんか? 光の入る位置でこんなにも差が出るんですよ。

料理の撮影の場合、照りやツヤがあるときは「斜め逆光」、食パンやお菓子などツヤがないものは「サイド光」がおすすめです。「逆光」は、料理にはあまりおすすめできませんが、雑貨などを撮る時には有効です。

ちなみに、逆光とサイド光を利用する撮影の場合は、このような配置となります。
 

<逆光の撮影位置>

<サイド光の撮影位置>

今回の撮影講座はいかがでしたか? 次に料理を撮影するときは、自然光や光の入る位置を意識してみてくださいね。

また、撮影講座はVol.3も予定していますので、どうぞおたのしみに!

今回の講座を参考に料理を撮影してみた人は、ぜひ「今日のいいこと」「みんなのクッキングダイアリー」へ投稿してくださいね。

 

>>今日のいいこと

>>みんなのクッキングダイアリー

 

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